休憩していたら、同僚が自分の悪口を言っているところを聞いてしまったと言う人もいらっしゃると思います。
職場の人達全員と仲良く仕事できるのが一番なのですが、なかなか上手く行かないのが現実です。
陰で悪口を言われてショックを受けてしまったり、働くのか辛くなるかもしれません。しかし、直接嫌がらせをされたり、暴言を吐かれることがないのでしたら、我慢することも時には大切です。
女性中心の職場になるので、自分の知らないところで言われる悪口に神経を張り巡らせていると身が持ちません。
仕事と割り切って働くことも大切です。
悪口を言っている介護職員が嫌われていることもある
皆が自分のことを嫌っているのではないかと疑心暗鬼に陥っている人もいるかもしれません。一方で悪口を言っている人が特定の人だけの可能性もあります。
周りの人達がウンザリしながら聞いているケースも珍しくありません。
もし、普通に業務をすることができ、周りの人達も普通に接してくれているのなら、悪口を言っている人だけがあなたを嫌っているだけかもしれません。
また、あなたが職場からの評価がいいのでしたら、悪口を言っている人が悪口を言う程にその人自身が評判を落としているでしょう。
普通に働く事ができているのでしたら、あまり気にし過ぎず、どうしても気になるなら仲の良い介護職員に相談してみてもよいと思います。
ココに注意
周囲の介護職員に嫌われているかもと思っているなら、無自覚に自分が何かやらかしていないか尋ねてみてみよう。疑心暗鬼に陥って、不安を1人で抱え込まないようにしましょう
派閥による悪口と嫌がらせがあるなら転職も考える
問題なのは、悪口だけではなく、嫌がらせもあるケースになります。
個人単位でしたら施設長などに相談することで解決できるかもしれませんが、施設長が張本人だったり、施設長から見逃されている派閥からターゲットにされて、悪口、嫌がらせ、無視などがあれば、仕事が成り立たなくなる程に追い込まれることもあります。
そして、派閥が見逃されているとなると、施設長などに相談しても解決される可能性は低いです。
そのような味方が一切おらず、精神的にも、体力的にも疲弊させてくる職場で働いていたら、体調を崩したり、鬱になることもあるので、素早く辞めることも大切です。
本当に辛い職場からは、素早く逃げ出すことも大切なので、我慢するべきか、逃げるべきかよく考えて行動するようにしましょう。
ココに注意
特定の個人の悪口だけではなく、派閥による嫌がらせなどがある職場からは素早く逃げ出すことを考えましょう。個人で解決するのは非常に困難です。
訪問介護で働くのも一つの選択
介護職員同士の人間関係が面倒だと感じているのでしたら、訪問介護のヘルパーとして働くのも一つの選択です。
利用者との人間関係が重要になるので、人間関係という側面から逃げ出すことはできませんが、1人で仕事をすることになるので、他の職員の目や悪口を気にしながら働く頻度は非常に少なくなります。
もし、介護職員同士の人間関係にうんざりしているのでしたら選択肢にいれてみるとよいと思います。
注意点としては、人間関係に悩まされないのは、あくまでも登録型のヘルパーとして働く場合になります。詳しくは、
で述べていますが、正社員として働くとなると、非常勤の方のために研修会や勉強会をおこなったり、ケアマネージャーとの打ち合わせ、非常勤のヘルパーと利用者との間でトラブルがあった際の解決などと、人間関係の悩みで頭を抱える機会も増えます。
人間関係の良い職場の見つけ方
施設長の人柄がよく、派閥を作られないように管理されている施設になります。
それならば、個人単位で気が合わない人が出てきても、職場全体で孤立したり、嫌がらせをされるリスクは大幅に減ると言えます。
そのため、面接の際に施設長の人柄はしっかりと確認し、一緒に働ける人か見極めるようにしましょう。
面接は一方的に応募者側が見極められるのではなく、お互いに一緒に働きたい人かどうかを確認する場でもあることを忘れないようにしましょう。
また、見学の時に職場の雰囲気や介護職員の表情や口調などにもきにしてみてください。死んだ目で仕事をしていないか、口調が荒っぽくなっていないかといった点からも、ブラックな職場かどうか判断できます。
注意点としては、面接時や見学時に猫を被っている施設長などもいるので、信頼できる介護業界に特化した転職エージェント等を利用して、離職率や職場の雰囲気、施設長の人柄などの情報を教えて貰うのもよいと思います。
自分の目だけではなく、第三者からの情報を教えて貰うことで、人間関係の良好な職場かどうかを見極められる可能性は上げてくれます。
本当に辛いなら逃げる
陰口だけで、直接的な嫌がらせなどをされないなら、我慢することも大切と言いましたが、それでも職場の雰囲気が悪かったり、相談しても突き放されるような職場環境で、耐えきれないと思ったのでしたら、他の職場に移ってしまっていいと思います。
正社員となると、出世の可能性などもあるので簡単ではありませんが、一方で人間関係の悪い職場で出世しても今後更に辛くなる可能性もあります。
また、鬱になってしまったりしたら、働けなくなってしまいます。
介護業界内の転職はそれ程難しくないので、今の職場で働くのが本当に辛かったり、将来性が無いと感じたら、転職するようにしましょう。
今の職場に無理して働き続ける価値と、働き続けた場合の体調面や精神面の不調のリスクを考えてみてはどうでしょうか?
悪口を言われないようにするためには
派閥などが原因で、入社時から悪口を言われるとなるとどうしようもありません。
ただし、介護の仕事の中でミスが続いてしまっていたり、笑顔がなく、挨拶やサポートをしてくれた際の感謝の言葉などを忘れてしまっていると、周りからの自分の印象や評価が知らずの内に下がってしまっていることもあります。
悪口や嫌味を言う方が悪いですが、もしあなたの自身のミスや振舞いに心あたりがあるのでしたら、そのような点を改善していけるようにしましょう。
ただし、それでもどうしようもなく、単純にあなたの粗探しをして、悪口を言える材料を探しているケースも残念ながらあります。
その場合は、やはり何度も言うように、施設長に相談するか、それでもどうしようもなさそうなら転職、または業務に支障がないのでしたら、諦めて耐えるのといった選択を取りましょう。