介護業界の就職・転職事情

介護職の将来性は暗く、期待することはできないのか

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ブラック業界の代名詞の一つとして挙げられる事が多いのが、介護業界になります。

 

この業界で正社員として働いていも将来性があるの?

他の業界で働いた方が、年収を上げることができるのではないか?

今後介護業界が上向いて行くことがあるの?

 

上記のように悩んでいる介護職員の方や、介護職員として働く事を考えている人も少なくないと思います。

 

前向きな発言としては、『少子高齢化社会だから年々介護職員の需要は増えている!』、『国も介護職員の給与を上げるために手当を増やしている』などが挙げられます。

 

本当によく見る台詞ですね。

 

このサイトでも述べている台詞でもありますし、嘘という訳でもありません。介護という仕事の需要が無くなることもありませんし、人手不足も考えると、即戦力になれるなら、日本の景気が悪くなっても、職に困ることになる可能性が低い職種と言えます。

 

問題なのは、待遇が向上していくのかという点になると言えます。

 国から補助は期待しない

介護職員処遇改善加算といった方法で、介護職員の給与を底上げしてくれてはいます。これを見ると、国は介護職員の待遇を上げることに前向きと捉えることができます。

 

しかし、この手当は国の財政が厳しくなれば、減額、または取りやめになる可能性もある手当になります。

 

少子高齢化社会によって、税金の収入が落ちている中で、国から介護職員の待遇向上のために割かれる予算が増えていくかどうか……大幅に待遇が改善される程に予算が割かれる可能性は非常に低いと言えます。

 

一時的に増えたとしても、ずっと減らされないという保障もありません。そのため、国が待遇を改善してくれるという点に関しては、あまり期待しない方がいいです。

介護施設の需要は増えて行くのか

少子高齢化なんだから、需要は増えて行くに決まっている……というのは早計です。むしろ、少子化が進んでいるのですから、需要自体は減って行くはずです。

 

日本の人口が減れば、それだけ需要が減るのは当然です。

 

ただし、2016年の時点で、一番人口が多い世代は、59歳~65歳で、次が40~44歳の世代になります。

 

そのため、当分は利用者と比較して、介護職員が足りない状況が続くと予想することができるので、介護職員が就労先に困るということはないと思います。

 

そして、介護業界に参入する法人、個人事業者も決して少なくないことからも、介護業界全体の将来性が暗いとまでは言えないかもしれません。

介護職員が自分の将来を明るくするためには

 

正社員の介護職員が、自分の将来に不安を抱えず、定年まで働くためには、当たり前と言われるかもしれませんが、優良企業が運営している介護施設に就職することです。

 

そして、出世していくことができ、経験年数と能力、役職をしっかりと評価してくれて、給与に反映してくれるような介護施設を見つけて働くには、慎重に就職・転職活動をして職場を選ぶ必要があります。

 

介護業界の企業同士の競争は激しいです。

 

そして、国からしても競争が激しくなることを望んでいます。国の本音から言えば、介護に対して税金を沢山使いたくないのです。

 

保育業界と違って、未来の日本を支える子供達に税金を使うのではなく、介護業界は残りの余生を過ごす高齢者の方達の場所に税金を使うことになります。

 

労働を生むというメリットはありますが……日本の成長を支える業界と言われると、残念ながらNoと言わざるえません。

 

日本を支えてきた老人に酷いと思うかもしれませんが、日本にはもうその余裕がないのです。それは、年金が支払われる年齢が引き上げられているので実感しているはずです。

 

少し話は脱線しましたが、国は民間企業の中で競争をして、体力のある企業が沢山の介護施設を開設して、安定した運営をして欲しいはずです。

 

逆に、体力のない介護施設に税金による補助金など支給したくないですし、メリットもほとんどありません。

 

介護職員に碌な待遇を用意できず、職員を雇えずに潰れそうになっている介護施設は潰れてしまって貰って、信頼できる介護施設にカバーして貰った方がメリットは大きいのです。

 

そのため、私達介護職員は、介護施設同士の競争に負けて、淘汰されない職場に就職・転職する事が求められます。

優良企業かどうかを見極めるためには

一つは法人の大きさで比較することです。知名度のある法人で、体力がある程に安心して働くことができます。

 

逆に個人がやっているような施設は、大手と競争することになると、体力勝負……介護職員の待遇面の差、入居者の負担額といった側面で太刀打ちできずに倒産に追い込まれる可能性があります。

 

しかし、地域に根差して、すでに地元民に信頼されているような介護施設だと、安定した利益から相応の待遇を用意することもできますし、人間関係も良好なことから、大手を返り討ちにできてしまうケースもあります。

 

また、人口次第では、複数の介護施設が共存できるケースもあります。

 

そのため、企業の規模だけでは、なかなか良し悪しが判断できないとも言えます。

 

また、大手の場合は潰れない代わりに、現場の介護職員の待遇を低くしているケースもあるので、「大手=優良企業」という訳でもないので注意が必要です。

待遇面と職場環境から見極める

他の介護施設との競争で劣勢になれていれば、当然利益は下がっているはずですから、人を雇う余裕も、待遇を上げる余裕も無くなって行きます。

 

逆に、体力があり、安定した運営ができる介護施設は、優位性を保つために、介護職員の待遇を向上させたり、定年まで働けるようにキャリアパスにも力を入れるようになって行きます。

 

優位に立つことができる程に、明日の運営に頭を悩ませるのではなく、将来を見据えた運営ができるものです。

 

もちろん、利益に目が眩んで、職員に還元しないような駄目な企業もあるので注意が必要ですが、求人を比較して、良し悪しを比較して行き、法人の大きさなども確認できれば、信頼できるかどうかを判断することはできると思います。

 

年間休日数が120日以上、施設長や介護主任で経験年数が10年に以上を超えれば年収500万円を目指せる職場もあります。

 

逆に、年間休日数が90日前後で、経験年数を重ね、出世によって仕事と責任が増えても、年収400万円を下回ってしまうようなブラックな職場もあります。

 

そして、中間に位置する職場も多数です。

 

安定した運営でき、待遇の良い介護施設で働けるようにしましょう。

介護業界に特化した転職エージェントを利用する

自分で探すのも良いですが、介護業界に特化した転職エージェントを利用することがオススメです。

 

一般の転職サイトなどでは扱われていない、優良企業の求人を扱っていますし、あなたの希望に合った求人を厳選して紹介してくれます。

 

転職エージェントは、労働者である求職者側に無料で就職・転職支援をして、採用が決まり、一定期間の勤務が確認されると、採用した企業側からのみ成功報酬を貰う仕組みにしていることがほとんどです(例外もあるかもしれませんが)。

 

大手の信頼できる介護業界に特化した転職エージェントは、介護士が応募したくなり、職場の雰囲気も良い、定着率の高い求人を扱おうとしますし、登録者に紹介します。成功報酬なんですから、誰も応募しないようなブラックな求人を紹介しても、あまり意味が無いからです。

 

しかし、注意は必要です。転職エージェントによっては、ブラックでもいいからとりにかく応募させればいいと思っているような最悪な転職エージェントもあります。

 

実際に、私利用してしまったことあります。ネット調べれば簡単に分かるブラック企業だかったから良かったですが、ネットでは分からないような中小企業が運営している施設だったら危なかったかもしれません。

 

そのため、転職エージェントの評判もしっかりと調べ、信頼できると思った転職エージェントを利用してください。

 

⇒ずっと働きたくなるホワイト企業が運営している介護施設を探す方法

介護職の将来を明るくするのも、暗くするのもあなた次第

介護業界自体は、すぐに衰退するものではありません。

 

介護職自体は、高年収を目指せる職種ではありませんが、将来が暗いという程に稼げない職種でもありません。

 

ただし、経験年数を重ね、経験年数に見合った実力を身に着けて、出世して行く場合になりますし、その上でブラック企業を回避する必要があります。

 

救いとしては、比較的に同業他社に転職しやすいのと、経験年数に見合った実力と経験があるなら、比較的に年収を落とさずに済む点と言えます。

 

そのため、ブラックな職場に働いていると自覚したのでしたら、他の職場の求人と比較して、必要に応じて転職し、より将来性のある職場で介護職として働いてください。

 

偶に自覚する事ができない人もいるので、定期的に本当に転職するかどうかは別にして、他の介護施設と求人を比較したり、転職エージェントを利用して、今のキャリアで望める待遇を確認する作業をしておくと良いでしょう。そうすれば、自分の職場が、自分に見合った待遇を用意してくれているか客観的に判断できます。

 

流されるまま働くのではなく、より良い今後の自分の将来を作って行くためにも、自分のスキルを磨くと同時に、働く職場もしっかりと選択していくようにしましょう!

 

もし、若い人で、介護の仕事にやりがいを感じれなかったり、出世を目指して頑張れそうになりのでしたら、他業界の仕事に転職することも考えて下さい。

 

一つの業界に就職したら、ずっと同じ業界で働き続けないといけないというルールはありません。

 

視野を狭めずに、沢山の選択肢を吟味、後悔の無い選択をしてください。

 

ただし、他業界に転職するということは、キャリアを1から積み直すというリスクもあるので、その点は覚悟してください。

 

⇒介護職員から他業界に転職するか迷っている人へ

介護士の転職を成功させる方法

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