介護職員の労働環境と待遇

サービス残業を我慢している介護士は逃げ出す準備を!

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・残業をしているのに、残業をつけることができない。

・休憩時間も60分休めるはずなのに、ほとんど休めない

・会議の時間がサービス残業

・出勤前の朝礼はタイムカードを打刻外

・認知症の方の対応で仕事が遅れて、結局サービス残業

上記のようなサービス残業で悩む介護職員の悲鳴や不満を聞く事は沢山あります。

 

実際に、この記事を読んでいる介護士の方も、毎日のように発生しているサービス残業にウンザリしているはずです。

 

もしくは、入社したばかりで、周りに迷惑を掛けているからサービス残業になっても仕方がないと、不満を感じながらもどこかで納得してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

 

サービス残業を常態化させている施設の経営者の中には、『介護はボランティア精神の気持ちで成り立っているのだから、残業代など求めてはならない』と開き直っているケースもあります。

 

ボランティア精神があるなら、『経営者も現場の介護職員と同じ給料で我慢しろ!』、『自分も現場で誰よりもサービス残業をしろ!』とか思いますが、『介護=ブラック』といったイメージが根付いてしまって、それが普通だと思いこんでしまっている介護士の方が多いです。

 

そして、実際にサービス残業が発生しやすい側面を持っているのも事実です。ただし、同じサービス残業でも、負担の重さや、質の悪さは職場によっても変わる事は忘れないでください。

 

サービス残業は当たり前なのか

介護士として働いている方の不満ばかりを見ていると、サービス残業が当たり前と思えてしまうかもしれませんが、実際のところを言えば、役職のない介護士の方でしたら、サービス残業どころから、普通の残業さえせずに帰宅する人も非常に多いです。

 

というよりも、残業時間は介護業界全体で言えば、管理職は別ですが、一般の介護職員の残業そのものが少ない傾向にあります。

 

私の働いている介護施設に関しては、基本的に皆シフト通りに働き、残業を極力発生させないようしています。

 

正直言って、主婦の共働きの方多いので、無理やり残業させたりしたら、不満が爆発して、人が去って行くだけだからです。

 

利用者の事故などが発生したりといった、止むを得ない事情があれば残業をお願いしますが、それでもサービス残業なんてさせません。そして、残業代によって人件費が増えないようにするために、介護職員の方にはシフト通りに帰って貰うのです。

 

これが当たり前の運営になります。

 

ただし、施設長や生活相談員、施設ケアマネになると、現場のサポートに割かれた時間次第では、事務処理の仕事や記録などが残ってしまい、どうしても残業が発生しやすいです。

 

時には自分の評価を気にして、サービ残業を選ぶ施設長もいらっしゃいます。

 

また、サービス残業は別としても、残業そのものは発生しやすくなるのは、出世して行く上では避けられないと思った方がいいです。

 

しかし、現場の介護職員も含めて残業が当たり前になっているなら、それは健全な運営ができる介護施設とは言えません。

 

そもそも、残業代がしっかりと支払われる職場で、パートも含めた介護職員が毎日残業していたら人件費が大変なことになります。

 

……だからこそ、サービス残業で埋め合わせようとする介護施設が多いのですが、そのような介護施設ばかりではないことは知っておいてください。

 

ネットサーフィンしていると、サービス残業が当たり前といった発言も多いですが、正直に言えば不満なく働いている介護職員は、そもそもネットに不満を書き込んだりしませんし、そのようなサイトを見たりもしません。

 

その結果として、介護=サービス残業が当たり前と思われやすいですが、そういったイメージから、サービス残業が常態化している自分の職場が介護業界の基準だと思い込まないようにしましょう。

違法労働であることを知る

サービス残業は違法な残業になります。

 

労働をしている時間に使用者側が賃金を支払わないのですから、違法行為なのは当たり前と言えます。

 

問題なのは、取り締まる側の手が足りない事から、企業が暴走して違法行為と分かった上でサービス残業を強制することがある点です。

 

また、業績が悪くて、残業代を全額支払っていたら施設の運営ができず、それなら違法とと分かっていても開き直って強制してくることもあります。

 

ここで経営者と労働者の違いとしては、経営者には借金が残って、後がない状態に追い込まれているようなリスクを抱えている事がある一方で、労働者側が転職すれば職場を変えることができる点です。

 

沈む可能性の高い船に乗って、馬鹿正直に経営者達と沈む必要はありません。労働者らしく、他の介護施設で働くべきです。

 

入居者の方が心配と思うかもしれませんが、結局は入居者の方も他の介護施設に転居して行く事になります。

 

何よりも福祉という誰かのために仕事をするなら、伸び伸びと働ける職場で働くべきです。サービス残業があるような職場で働いていたら、その不満が仕事に影響してしまいます。

 

他人の幸せのために働くなら、自分が満たされていなければ、他人のために本気で頑張ることなんてできません。

 

そんなことも分からず、介護士に長時間のサービス残業をさせる職場を放置している運営者がいる介護施設で働く事はやめましょう。

介護士の仕事はボランティアではない

介護士の仕事はボランティア精神がないと続かないと述べる人が、経営者側にも、そして介護職員側にもいます。

 

経営者側といった管理者側の場合は、介護職員を酷使したいがために、そして介護職員側の場合は待遇が悪い職場に耐えるための呪文として活用していることが多いです。

 

しかし、介護士はボランティア要員ではなく、専門職として働く労働者になります。

 

そして、仕事をする上で賃金を求めるのは当たり前です。そもそも、サービス残業という違法行為をさせることにボランティア精神を持ち出す自体でおかしいと言えます。

 

だったら経営者が給料を貰わずに働けと言えます。

 

介護施設の運営というビジネスをしている中で、労働者として介護士を雇っているのですから、そこにボランティア精神などと謳うことが矛盾しているのです。

 

労働者として仕事に対する対価は貰うべきですし、待遇が悪い職場なら転職するのが労働者です。

 

そして、介護士はお金を貰っているからこそ、手を抜かずに、高齢者の利用者の方に質の高い介護サービスを提供して、その仕事に誇りを持つことが求められるのです。

 

そのような誇りを提供できず、ボランティア精神を強要して働かせてくる職場では働かないようにしましょう。

介護業界の労働環境は二極化を始めている

少子高齢化の影響と、日本人の平均寿命が述べていることから、高齢者ビジネスである介護業界内の競争はより激しくなっていくことが予測できます。

 

ただし、施設の規模によって受け入れられる利用者の数は決まってくるので、自然と一つの施設で稼げる売上の上限も決まってきます。

 

売上を増やしていくためには、施設をどんどん増やして、入居者を獲得して行く必要があり、同時に介護施設で働く介護職員を確保するのは必要不可欠です。

 

そのため、黒字経営をしっかりとできている介護施設を運営している企業は、入居者に魅力的な設備だけではなく、介護サービスも高めるために、介護士に選んで貰える待遇とキャリアパスを整えられるように改善している傾向があります。

 

ただし、あくまでもしっかりと堅実に運営できていて、資金力のある企業という前提があります。

 

赤字運営だったり、黒字でも小規模運営で、ギリギリの運営をしている場合ですと、待遇を上げて行くことは難しいですし、大手の企業や法人の介護施設に利用者と介護士が流れていることが予測できます。

 

簡単に言えば、生き残って行く介護施設と淘汰されていく可能性のある介護施設が顕著になり始めているのです。

 

そして、介護保険制度も大規模な施設運営ができる方が売上を上げられやすい仕組みなりつつあるので、より勝ち負けが明確になっていくようになると推測できます。

 

人件費を抑えて利益を出そうとするブラック企業もありますが、企業を成長させて、施設を増やすなら、そのような評判が下がる方法取れません。

 

だからこそ、介護士として働いて行くのでしたら、介護職員の待遇をしっかりと整えて、キャリアパスを提示してくれるような介護施設で働きましょう。

 

サービス残業がなく、残業代が全額支払われる介護施設もあります。

 

介護施設=ブラックだと判断せずに、他の介護施設で働く事も検討してみることをオススメします。

 

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