介護業界の就職・転職事情

公務員の介護士として就職する方法

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介護士

公務員の介護士として働く事ができるか否かという問いでしたら……できます。

 

ただし、現実的ではありません。

 

県や市が、社会福祉施設で介護の仕事をして貰うために、公務員試験で介護福祉士の資格を持つことを受験資格として、応募を受け付けることは非常に稀だと思った方がいいです。

 

そもそも、現場の介護の仕事をして貰うための職種を設けることも、ほぼ見かけることはないと思います。

 

もちろん、全くない訳ではありません。県や市の公務員試験の概要を見ていると、稀に見かけることはあります。

 

ただし、採用数は10人を下回ります。

 

応募できる自治体を探す事も難しければ、試験を突破して採用されることも難しいのが実状と言えます。

 

自分が住んでいる近くの自治体に、偶々介護士の仕事ができる職種の募集をしていて、更に採用試験を突破する……となると、あなた自身の実力も大切ですが、運の要素も非常に大きいです。

 

そのため、最初に述べたように、公務員に絞って介護士を目指すことは現実的ではないと言えます。

 

※公務員の介護職を探す方法としては、記事の最後で説明しています。

福祉職はソーシャルワーカーとしての採用が前提となっている

相談業務

福祉職に介護の仕事が含まれることもありますが、基本的には公務員の福祉職は、ソーシャルワーカーとしての役割になります。

 

仕事内容は、保険福祉センター、児童相談所、障害者センターなどで、高齢者・児童・障害者の相談業務や生活保護の実施等々になってきます。

 

要は、地域住民の方の相談援助業務と言えます。

 

介護施設などで働いていると、自治体のソーシャルワーカーの方から生活保護の方の入居相談などを受けることもあると思います。

 

そういった間を取り持つ役割も担っていると言えます。

 

仕事の忙しさに関しては……激務になります。公務員の部署の中でも、とりわけて残業が発生しやすいという部署になるので、やりがいはありますが、覚悟もいる職種と言えます。

 

児童・高齢者・障害者・生活保護者の方と接して行くのですから、制度の知識、コミュニケーション能力、他の職員との連携、そして忍耐が必要になる仕事と言えます。

 

では、介護士の方が、この福祉職に就職する事ができるかと言えば、なかなか難しいです。

 

受験資格としては、社会福祉士や児童指導員の資格、または保育士の資格などが多いからです。

 

介護福祉士などの資格が求められるのは、前述した、介護の仕事が前提となっている場合だけだと思った方がいいです。

 

そして、福祉職のほとんどはソーシャルワーカーの仕事が前提になるので、介護士として公務員の仕事ができるケースが非常に少ないのです。

 

もし、社会福祉士などの資格を持っているのでしたら、公務員の福祉職を積極的に狙ってもいいと思いますが、介護士として公務員になること考えるなら難しいと言えます。

公務員になれた場合のメリット

運よく介護士として公務員になる事ができた場合は、民間企業で働く介護職員よりも高い年収を期待することができます。

 

公務員は、初任給は低い水準ですが、勤続年数に応じて着実に増えて行くことが強みになります。

 

そのため、将来的には年収600万円以上を期待することもできます。また、福利厚生が充実していますし、基本的に解雇がないので、定年まで安心して働き続けることができるのが大きなメリットと言えます。

特別養護老人ホームが多いのに公務員の介護職員が少ない理由

特別養護老人ホームといった自治体が建設した施設も多いのに、なぜ公務員として働いている介護職員が少ないのかと疑問に感じる人もいるかもしれません。

 

確かに自治体が直接運営している特別養護老人ホームで働くなら、その職場で働く正規職員は公務員になります。

 

しかし、現状はほとんどの特別養護老人ホームは、福祉法人などに運営委託されています。そうなると、委託先の給与水準になり、立場も公務員ではありません。

 

仮に公務員として介護職員になった後に、特別養護老人ホームが委託された場合は、他の直接運営している特養に、なければ他の部署に異動することになります。

 

自治体としては、できる限りコストを抑えたいのが本音なので、直接運営している施設は少なくなっており、だからこそ公務員として働ける介護士の方も非常に少ないのです。

 

特別養護老人ホームの中には、地方公務員の身分を前提に採用する施設もありますが……住まいの近くで求人を探せるかどうかは、やはり運次第と言えます。

公務員の介護職の求人を探す方法

基本的には、県や市のホームページを定期的に確認して、試験が実施の内容をチェックしていくことになります。

 

また、住んでいる近くに特別養護老人ホームがあるのでしたら、どこが運営しているのか確認し、市町村などが運営しているようでしたら、求人の募集がないか定期的にチェックして行きましょう。

 

また、一つの市町村で運営するのではなく、地域の複数の市町村が特別養護老人ホーム組合を組織して、特別養護老人ホームを直接運営していることがありますし、その場合は、地方公務員としての身分で採用されることになると思います。

 

なお、見つけることができたとしても、採用数は非常低いことも覚悟してください。

 

公務員の立場で介護職員として働けるとなると、当然ですが離職率は非常に低いです。

 

そのため、市町村が直接運営しているような、特別養護老人ホームの採用試験では、それこそ1~3人程の採用枠しか用意されていないこともあります。

 

競争率が非常に高くなる可能性は覚悟して挑戦しましょう。

 

※介護士として年収を上げていきたいという思いがあり、このページを見ている方でしたら下記の記事も参考にしてみてください。

⇒介護施設の施設長になれば年収500万円以上になるのか

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