男性介護職員は独身者が多いのかといわれると、働いていると、特にそのような印象を受けることは少ないです。
男性介護職員の数自体が、それ程多い訳ではないので、サンプル数が少ないのもあるかもしれませんが、私の働いている介護企業の場合でしたら、施設長やエリアマネージャーとして働いている男性のほとんどは結婚しています。
また、一般介護職員としている働いている男性でも、普通に結婚している人はいるので、男性介護職員だから結婚できないという事はないと思います。
ただし、結婚している男性の中には、介護業界に転職する前から付き合いのある人と結婚した人もいるはずです。
また、転職前から結婚していた人もいらっしゃいます。
そのため、結婚が難しいとは言いませんが、介護の仕事をしながら出会いを見つけられるかどうかは、あなた次第としか言えません。
あくまでも、男性介護職員だから結婚するのが難しいという訳ではないということです。
年収が低いから結婚が難しいのか
お金はないよりも、あった方がいいのは確かです。
役職の無い段階の、就職したばかりの男性介護職員の場合ですと、同年代の男性よりも年収は低い傾向があるので、その点がコンプレックスになっている人もいらっしゃるかもしれません。
ただし、将来性のあるホワイト寄りの介護施設で働いているのでしたら、出世していけば、将来的に年収500~600万円を目指すこともできると思います。
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それ以上を求める女性や、若い内から年収500万円以上を求めてきて、将来的には年収1千万円以上を求めるような女性の場合でしたら、諦めざるを得ないと言えるかもしれません。
お金を最優先に考える女性や、生活水準が高いお嬢様と結婚したいと思っているのでしたら、介護業界で働き続けながらだと結婚は難しいと言えます。
一方で、そのような女性ばかりではないです。付き合っていた女性が介護職の給料に不安を感じても、今後のキャリアなどを話し合えば納得してくれることも珍しくありません。
また、付き合う前に女性か口に出す希望年収と、実際に好きな人に求める年収には差が発生します。
好きでもお金がない男との結婚はやっぱり無理という女性もいれば、好きだから多少収入面で不安だけで、自分も頑張ればいいかと思う女性もいます。
どちらに寄るかの、収入面のラインは女性によっても異なってきますが、共働きが当たり前になっている社会なので、「介護職の給料は低いだろうからら、結婚はやっぱり無理」と言ってくる女性は少ないと思いますよ。
介護業界というだけで結婚を避けられるのは諦めるしかない
介護職である事を前提に付き合うことができた、または普通に仲良く恋人として過ごす事ができたのでしたら、多少収入面で不安を与えても、結婚を考えるまでに中を深めることができたのでしたら、収入だけで拒否されることは少ないです。
少ないですが、それでも介護業界というだけでブラックなイメージを受ける女性もいます。
特に、男性の介護職員の年齢が20代ではなく、30代以上で、役職もない収入が低い状態ですと、介護業界で働いている云々に関わらず、「30代でこの年収の方と結婚しても大丈夫なのか?」と思われる可能性は十分あります。
中途として、30代から介護業界に転職した場合は、役職のない一般介護職でも仕方ないのですが、やはり女性側からみたら不安要素が非常に大きいです。
そのため、30代以上の方は、まずは介護主任や施設長を目指して、収入面の不安を減らすようにすることを考えた方がいいですし、それが本人の自信にもつながると思います。
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若い男性介護職員の場合は寿退職を求められることも
男性介護職員の場合は、女性から寿退職を求められることもあります。
詳しくは、
でも述べていますが、簡単に言えば、もっと稼げる業界の企業に転職して欲しいと、言われることです。または、男性側が結婚を機会に、将来を見越して、自分から高年収を目指せる職場に転職するケースもあります。
介護業界でも年収500~600万円稼げるといいましたが、逆に言えば、それ以上は非常に難しい業界でもあります。
年収1千万円となると、それこそ大手の介護企業の幹部クラスになります。ほぼ、目指すの無理と言えます。
また、介護業界は収入の上がり方も穏やかなので、介護職として働き始めて経験年数が浅いなら、他業界に転職するだけで年収が上がる可能性もなくはありません。
そのため、20代の介護職員の方の場合ですと、介護職員として働きながら結婚することは難しいわけではなくても、結婚を機会に介護職員を辞める選択肢も迫られることもありますし、自発的に悩む機会を得ることにもなります。
若い程に新しいことに挑戦するリスクはすくないので、仮に今結婚を考えている相手がいなくても、この記事を見たのをきっかけに、本当にこのまま介護業界で働き続けるべきか考えてもいいと思います。
私自身は介護業界で働いていますが、介護業界に就職したなら、キャリアを無駄にせずに働き続けるべきとは思っていません。
特に若いのでしたら、介護業界に不満を感じていたり、結婚後の生活水準に不安を感じていたりするのでしたら、しっかりと悩んだ上で結論を出すべきと思いますし、しっかりと悩んで結論をだしておかないと後悔の原因にもなるはずです。
まとめ
最初にも言いましたが、介護業界で働く男性で結婚している人は多いですし、介護職として働きながら結婚した人も沢山います。
その中には、寿退職してしまった男性も少なくないですが、そのまま働き続けて、施設長やエリアマネージャーになった人もいます。
もちろん、結婚できずに振られてしまうような人もいるかもしれません。もしかしたら、男性介護職員だからという理由だったり、年収が原因のケースもあるかもしれません。
しかし、特定の仕事だから、年収が低いからといった理由で振られるのは介護職に限った話でもありません。
そのため、縁がなかったと割り切るようなことも大切ですし、介護業界から他業界転職して頑張ってみるのも一つの選択です。
介護業界で働き続けるか、他業界で働くのも間違った選択ではないので、自分が後悔しない選択をするようにしましょう。
また、ブラック企業の介護施設で働いているから年収が低いのではないかと疑問を感じるなら、同業他社への転職も検討するとよいと思います。