介護職員の労働環境と待遇

私が働いている介護施設の介護職員が人手不足過ぎると気づいた人へ

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シフト変更が頻繁にあって予定がたてれない。せっかくの希望休も潰されて楽しみにしていた友達との日帰り旅行も頓挫。 有給休暇なにそれ?

 

……といった職場環境で働いている介護職員の方もいらっしゃると思います。

 

介護職員なんて辞めてやる!

 

と思いながら働いているのではないでしょうか?

 

実際に、せっかく入社しくれた新人介護職員や中途として入社してくれた介護職員も気が付いたら、シフトから消えてしまっていて、まったく介護職員が増えておらず、自分の負担が増えるばかりで疲弊していませんか?。

 

上記のような状況に陥っているのでしたら、あなたの働いている介護施設は、深刻な人手不足になっている可能性があります。

 

もし、今働いている職場から去って行く姿を見て、今後の自分の将来に不安を感じてこの記事を見ているのでしたら、一度あなたが勤めている介護施設の現状をしっかりと把握してみてください。

 

施設の崩壊がゆっくりと、もしくは急速に進んでいるかもしれませんし、劣悪な待遇で働かされているかもしれませんよ。

 

サービス残業に持ち帰りの仕事が当たり前になっていないか?

介護業界なんだから、サービス残業も持ち帰りの仕事があっても仕方がない。介護業界は、ブラック寄りの業界なんて覚悟していた!

 

なんて殊勝なことを考えてはいないでしょうか?

 

確かに介護業界はブラックな企業が多いですし、ブラックとまでいかなくても、グレーな企業も多いです。

 

そのことを覚悟して就職したなら、簡単に逃げ出してはいけない……そんなことを考えていたら体を壊してしまいます。

 

サービス残業は違法ですし、労働時間外の仕事である持ち帰りの仕事も、本来は賃金が発生するべきことです。

 

もし、サービス残業や賃金が発生しない持ち帰りの仕事が当たり前になっているような労働環境を受けいれてしまっているのは、あまりよい精神状況ではありません。

 

嫌な言い方をすれば、ブラック企業の経営者に、洗脳され切ってしまっている状態と言えます。

 

ブラック企業に対して厳しくなっている世間で、ブラック企業の体質のままでいようとする介護施設など、遠からず倒産して行きます。

 

長時間労働でも残業代はしっかりと支給する、希望休を取らせるのは難しいが年間休日数通りの休みは取らせる……ホワイトとは言えなくても、グレーのラインまで職場を改善しようとしているブラックだった介護施設も増えています。

 

また、人手をしっかりと確保して、人が辞めないように取り組んでいるような、長期的な展望を見ている介護施設などは、ブラックやグレー企業が羨むような、ホワイト企業とも言えるような職場環境と待遇を整えるように企業努力をしています。

 

特に都市部などは、競争も激しいので、人を確保するために、他社の介護施設と争う体力のある職場程に、利用者にとって魅力的な職場環境だけではなく、現場で働く介護職員にとっても魅力的な職場環境と待遇に力を入れています。

 

介護施設という箱だけあっても、企業は利益を稼げません。運営できるだけの職員がいて、初めて施設を運営できます。

 

競争が激しい地域で、介護職員からそっぽを向かれて、他の職場で働かれてしまってえば、見捨てられた施設は潰れるだけです。

 

もちろん、地域によっても介護職員の需要は変わってきますが、都市部で働いているのでしたら、基本的に競争相手の施設が多いはずです。

 

だったら、あなたも今の職場よりも待遇の良い介護施設がないか探し、転職を視野に入れ見るべきです。

 

変化を恐れて、人が去り、人手不足を加速させていくブラックな職場に居座り続けて、使い捨ての道具にされたり、一緒に沈んでいくことのないようしてください。

 

自分が辞めたら今一緒に働いている介護職員や利用者に迷惑を掛けるのでは?

真面目で優しい人が陥りやすいのが、「自分が辞めた場合の職場に与える負担」について考えてしまうことです。

 

介護職の場合は、高齢者の利用者の方もいるので、より責任を感じてしまう人もいらっしゃると思います。

 

しかし、介護職員はボランティアではなく、労働者です。

 

自分勝手にバックレたりしてはいけませんが、法律や就業規則に従って退職する分には問題ありません。誰にも迫られる筋合いもありません。

 

そういった問題ではないと思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、ブラックな職場で、介護職員が増えず、介護職員が辞めて行くだけの職場に将来性はありません。

 

体調や心を壊すのが先か、施設が倒産するのが先という未来以外ほとんどないはずです(他の企業に吸収されるなどといった僅かな可能性もなくないですが)。

 

それなら、見切りをつけて、他の介護施設で貢献した方が、結果的にあなたにとっても、介護業界全体としてもメリットはあるはずです。

 

そもそも、今働いている人手不足の介護施設で、利用者に満足のいく介護サービスはできているでしょうか?

 

一緒に働いている介護職員は笑顔で働けているでしょうか?

 

あなたが欠けただけで、介護施設の運営が危機的になる程に人手不足が深刻なら、既に手遅れな状況です。

 

それなら、利用者も他の介護施設に映った方が幸せだと思いますし、転職するタイミングを失っている他の介護職員も体調を崩す前に見切りをつけることができるはずです。

 

現場で働く介護職員や雇われ施設長が、施設の将来や、他の介護職員や利用者の将来に責任を背負う必要はありませんし、そのような生き方をしていては身が持ちません。

 

介護施設に限らずに、企業は人が辞めて行くことを想定し、代わりの人材を育てておく必要があります。

 

それができない時点で、企業は遠からず倒産するしかないのです。

 

介護士が持っている、献身的な心と仕事に対する義務感につけこんで、劣悪な環境で働かせるブラック企業の食い物にされないようにしてください。

 

ココに注意


介護職員の利用者に対する責任や他の介護職員の負担を考えてしまう真面目さや良心につけこみ、劣悪な環境・待遇を押し付けるブラック介護施設も存在する

 

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介護業界の人手不足は深刻になっていく

2025年問題という言葉を聞いた事があるでしょうか?

 

このまま行けば、2025年には国民の3人に1人程が65歳、5人に1人が程75歳以上になると言われているのが2025年問題になります。

 

簡単に言えば、超高齢化社会になると言っても過言ではありません。

 

そうなれば、既に気付いた人もいるかもしれませんが、介護の需要が更に上がるという事です。

 

しかし、現状の介護士の数では、介護サービスを必要とする高齢者に比較して、全く足りないと予測されています。

 

厚生労働省の見積もりでは、このまま施策では、2025年時点で介護人材の需要と供給とのギャップが、37.7万人になるともいわれています(2025年の介護人材の需要見込みが253万人で現状推移シナリオの介護人材の供給見込みが215.2万人)。

(出典:厚生労働省ホームページ :https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000088998.html )

 

これだけの数字を出されても、今一ピンとはこないかもしれません。37.7万人の不足っていわれても……というのが本音だと思います。

 

私も同様です。逆に言えば、実感できない程の数字が、介護士の人手不足の深刻さを表しているとも言えます。

 

そして、私の推測でもありますが、より人口が都市に集中していくことも予測できます。

 

少子化が進んでいることから、地方の人口が減り、消費が減るということは、必然的に都市部に仕事を求める若者が増えて行くとも言えます。

 

そうなれば、都市部に介護施設や事業所のニーズがどんどん高まって行くことが予測できます。

 

一方で人手不足が深刻になるので、それだけ介護職員の確保に施設側は躍起になる必要が出てきます。

 

そうなれば、あくまでも予測ですが、よりいっそう競争が激しくなり、競争に優位に立つことができた介護施設の待遇と、施設の閉鎖に追い込まれていく施設との待遇に大きな差が出てくると考えられます。

 

そのため、介護職員は、一つの職場に固執するのではなく、経験年数を重ね、能力を磨き、よりよい職場で働くようにしていく姿勢も大切になってくると言えます。

 

介護業界はブラックだからと思い込んで、他の職場と今働いている介護施設の待遇や働きやすさを比較せず、何も考えて働くほどに損するようになって行くでしょう。

 

あなたは社会貢献を第一としたボランティアの団体の1人という意識で働いているわけではないはずです。

 

労働者であるということを忘れず、よりよい職場で、自分を成長させながら、自分に見合った職場環境と待遇で迎え入れてくれる職場で働くようにしましょう!

 

外国人労働者が増えて賃金の高い日本人の代わり働くようにならないのか?

介護施設で、外国人が介護職として働いている人数は少ないです。そして、継続して働けている外国人労働者の人の多くは、日本語が分かり、日本人と同じように働く事ができ、介護の仕事が好きな人になると思います。

 

外国人労働者として、仕方がなく介護施設で働いている人は少ないと思っています(継続して働けている人を前提としています)。

 

一方で例え介護の仕事にやりがいを持っていても、ブラック企業だったら日本人同様に辞めるでしょう。

 

そもそも、日本の労働者が避けるようなブラックだったら、外国人も好んで働く訳ありません。

 

実際に、ブラックな職場から外国人労働者が行方を眩ませることは社会問題の一つにもなっています。

 

不法就労でも、賃金を稼げるような職場で働く外国人労働者も多いと言われています。

 

介護業界に外国人労働者を増やすような施策をしたとしても、結局は待遇の良い職場だけに応募が殺到して、ブラックな職場には腰掛け的な意味で就職して、いなくなるオチしか見えません。

 

特に外国人労働者の大半は出稼ぎのためにくるのですから、ブラックな職場で酷使されるよりも、少しでも賃金が高い職場にいくのですから、ブラックな職場にとどまるとは到底思えません。

 

では、待遇の良い介護施設で外国人労働者と採用枠を争うことになるのかといわれると、そうなる可能性は低いのではないかと思います。

 

待遇が良い介護施設になら、経験年数が長く、即戦力になるような介護職員の応募も多いと思うので、日本人を優先して採用すると想定できます。

 

外国人を差別するつもりはありませんが、利用者や利用者家族からしたら、日本人スタッフが中心の介護施設と、外国人が多い介護施設ならどちらが安心できるでしょうか?

 

おそらくは、日本人だと思いますし、一緒に働く日本人からしてもコミュニケーションなどで困ることは少ないでしょう。

 

また、帰省する時期となると、日本人と違って、外国人労働者の場合は本国に帰ることになるので、長期の休暇をとられることになりますし、もしかしたら戻ってこないというリスクも少なからずあります。

 

もちろん、あくまでも私の推測ですし、私自身は外国人労働者の制度に詳しい訳でもないので、上記内容が正しいという保障もできません。

 

また、時代と共に価値観も変わると思いますが、それでも外国人労働者を増やす施策を国が後押ししたからといって、介護業界の人手不足が解消されることはないと思いますし、それで今よりも介護職員の待遇が悪くなることはないと思います(一部のブラック企業はわかりませんが)。

 

人手不足によって介護職員の価値が上がっているからといって、介護業界全体の待遇が上向いている訳ではありませんが、待遇を上げて、働きやすい職場を作る事に力を入れている施設は増えています。

 

そのような職場を見つけて、就職できるように努力してみてはどうでしょうか?

 

自分から行動を起こして行かないと、今の環境は変わりませんよ!

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