人手不足なことから、夜勤終わった後も、タイムカードを切ってそのまま業務に入ることもある。
早番のシフトから働き始めて、遅番のシフトの終わりまで働き通し……
悪口や嫌味を影で言われている。
どれだけ働いていも給料はほとんど上がらない。
休日数が少なすぎる
上記のような悩みを抱えながら働いている介護職員の方は決して少なくありません。
一方で残業時間などほとんどなく、休日数も年間で120日を超えていたり、勤続年数と能力をしっかりと評価して、給料を上げてくれるような介護施設もあります。
ブラックな介護施設で働いているのでしたら、早めに逃げ出して、もっとホワイトな介護施設や事業所、病院といった職場に転職することが大切です。
過労で体調を崩したり、うつ病になる人も少なくない
正社員の方でも、地域採用の場合でしたら、深夜業務の後に、日勤を頼むようなふざけたシフトを押し付けられることは少ないと思いますが、エリアマネージャーや施設長、施設長候補となると、立場的な責任感から断れないことをいい事に、とんでもない長時間労働を押し付けてくることもあります。
また、少なからず普通の正社員にまで押し付けてくることもあるのが、ブラックな介護施設の恐ろしい点と言えるかもしれません。
しかも、そのような人手不足の介護施設は、資金力が無く、条件のいい待遇を提示できないから人手不足になっていることが多いです。
そのため、ブラックな介護施設だと時間外手当も支払うことできず、サービス残業で働かせることも珍しくありません。
あなたの働いている介護施設はどうでしょうか? 長時間労働で、残業代も碌に支払われないようなブラック施設になっていませんか?
加えて休日数まで少ないと、体調を崩したり、うつ病にならない方が凄いと言えます。
グレーな介護施設でも、月に7~8日程の休日はありますし、ホワイト企業となると月10~11日休みのような施設もあります。
もし、月に休みが3~5日しかないような介護施設で働いているのでしたら、自分が働いている介護施設が異常だと思った方がいいでしょう。
私が以前勤めていたエリアマネージャーなどは、人手不足の介護施設で、夜勤と日勤を連続でしていることも珍しくなかったです。
異常なシフトでしたが、本人達は『仕方がない』といった感じで働いていましたが、その人は頻繁に体調を崩していましたし、結婚生活もすれ違いが多いようで、よく飲みの席で愚痴をこぼしていたのが印象的です。
私は転職してしまったので、その後はどうなったのか分かりませんが、おそらく体調面や家庭の方は悪化しているのではないかと思っています。
問題なのは、忙し過ぎると、自分の働いている会社が異常かどうかも判断できなくなる点です。
そうなると、簡単に抜け出すことができませんし、責任のある役職にいると、勿体なく感じて転職できない人も珍しくありません。
しかし、ブラック企業で出世しても、待遇は大して上がらず、割に合わないことがほとんどです。
この記事を読んでいるということは、自分の会社がブラックだと自覚していたり、疑問を感じることができている人だと思います。
この機会を活かして、ブラックだと確信できたら、逃げ出すことを本気で考えてくださいね。
ココに注意
長時間労働によって疲労がたまり、あなたの1日の時間も仕事に占領されると、今の職場がブラックかどうかも分からなくなる可能性があります。このページを機会に、今のまま定年まで働き続けることが可能なのか一度本気で考えて下さい!
入社したばかりの介護職員に冷たい職場は禄でもない
勤続年数が長そうなベテラン介護職員やお局様といった人達が、新人や中途で入社してきた介護職員の悪口・嫌味、嫌がらせをするような介護施設は禄でもありません。
人手不足の原因となる派閥を野放しにしている時点で、介護施設は人手不足を改善する気が無いからです。
おそらくは、施設側の管理者も問題のあるベテランやお局様に頭が上がらないのでしょう。または、親類が役職を独占していることから、イジメや嫌がらせなどが野放しになっている可能性もあります。
そのような介護施設で働いていると、仕事を押し付けられたり、希望休や有給休暇を使えない、仕事を手伝って貰えないといった不都合が生じますし、少数派になるので、仕事のミスによる責任を押し付けられることもあります。
新人が入社しても、教育できる環境ではないので、すぐに辞めて行くので若手も育ちません。
最終的には倒産……という結果になります。
人手不足で求人を出しているのに排他的という、何がしたいのか分からない職場。残念ながら存在します。
将来性などないのですから、辞めてしまいましょう。
ココに注意
職場に派閥が存在していて、イジメがあるような職場は要注意。また、経営者の親族等が役職を独占している職場では出世できる可能性が極めて低いので、出世を目指す人は注意してください。
給料が低すぎて将来が心配な方へ
介護職員の給料は残念ながら高くありません。しかし、勤続年数を重ねて、出世して介護主任や施設長などになれば、年収500万円前後稼ぐことは十分可能です。
そのためは、経験年数と能力をしっかりと評価してくれて、残業代や深夜手当などをしっかりと支払ってくれる、体力のある介護施設で働く事です。
残業代や深夜手当、ボーナス、資格手当などをを禄に支払えない介護施設が、経験年数と能力に見合った給料を支払える訳ではがありません。
もし、今の職場の給料に不安があるのでしたら、今の給料だけではなく、資格手当や福利厚生、休日数の良し悪し、有給休暇を使用しやすいか、離職率は高くないかといった側面から、職場が介護職員に利益を還元している職場かどうか判断してみてもいいと思います。
体力の無い職場だったり、経営者が自分の利益しか考えていないような職場だったりしたら、さっさと転職するようにしましょう。
ココがポイント
介護職員として働く上で、職場の経営者たちが、介護職員の人手不足が起こらないように、利益を介護職員達に還元しているかどうか、職場環境や待遇から見極めることが大切です。そして、ブラックだと判断したら逃げることも大切です。
介護職員として大切なものを失っていく
ブラックな介護施設だと、利用者にも質の高い介護サービスを提供することができません。
人手不足な上に、働いている介護職員が待遇の低さや仕事量の多さから、ボロボロな状態なのですから、利用者のことを考える余裕なんて失っていきます。
そのような職場だと、不必要な身体拘束だったり、虐待と判断されかねないような暴言を利用者に言ってしまう介護職員の方もでてきやすいです。
そうなれば、介護職員として利用者を慈しむ気持ちさえ失っていきますし、介護に対してやりがいも何もなくなっていきます。
介護職員として、介護を仕事を割り切るまではいいのですが、自分の環境の悪さを利用者に当たってしまったり、手が回らないとうことで虐待に近い身体拘束をするようなっては、市や県の立ち入りによって、運営ができなくなるケースもあります。
そして、あなた自身が介護の仕事を二度とやりたくなるでしょう。
そうならいためにも、ブラックな介護施設で働き続けることのないようしてください。
⇒ずっと働きたくなるホワイト企業が運営している介護施設を探す方法