介護業界の就職・転職事情

入社した介護施設からバックレしたいと思ったら

更新日:

入社したはいいが、新人の自分に何も仕事を教えてくれない、お局様の派閥からイジメのターゲットにされて仕事を続けていける気がしない、残業の無い職場と聞いたのに初日から長時間労働をさせられた。

 

バックレをしたいと思っている人の理由は様々だと思います。

 

しかし行きつく先は共通しているはずです。

 

それは、

 

一刻も早く、ブラック介護施設から逃げ出したい

 

という気持ちになるはずです。

 

その気持ちは非常に分かりますが、まず結論から言えばバックレはやめるべきです。

 

バックレたくても、実際に行動にでると、後悔したくなる程に面倒な事態になるケースもあります。

 

即戦力を期待されての就職ではなく、新人なら戦力として数えられていないはずなので、入社した初日や数日程度でバックレする分にはシフトにも多きな影響を与えず、施設の大半は「いなかった人」と判断してくれることもあります(それでもトラブルに発展することはありますが)。

 

問題なのは、ある程度の期間働いてしまうことです。

無断欠勤は懲戒解雇にされる可能性がある

ほとんどの企業では、無断欠勤が一定の日数を超えた場合は、懲戒解雇にできると就業規則に記載しています。

 

そのため、バックレると懲戒解雇を背負わされて、今後の就職活動に大きな悪影響を与えあれる可能性をはらんでいます。

 

これは、初日にバックレた場合も同様です。同様ですが、初日にバックレた社員を、わざわざ懲戒解雇にするのか……とは何とも言えません。

 

また、企業によっては、お情けで懲戒解雇にしないこともありますが、初日だろうが、勤続期間が長かろうが、懲戒解雇される時はされるので注意が必要です。

 

職場次第の部分もありますが、とてつもないハンデを背負うことになる可能性があるので、無断でバックレることを考えている際は、懲戒解雇のリスクをよく考えて下さい。

離職票や源泉徴収票の請求などで話し合う必要がある

失業保険に必要な離職票や転職先に提出する源泉徴収票といった書類を、退職する企業から貰う必要があります。

 

しかし、バックレてしまうと、これらの書類を貰わずに逃げ出すことになるので、結局は連絡を通して送って貰うことになります。

 

企業側は面倒事を回避するために、勝手に離職票や源泉徴収票を自宅に送ってくれることもありますが、送ってくれないこともあります。

 

後者の場合ですと、連絡する必要があるので、バックレた意味合いが少なくなります。また、送られてくるのか否か悩むのもストレスになりますし、時間も勿体ないです。

 

バックレて解放されたと思ったら、結局はバックレた会社の対応に頭を悩まされるという訳です。

 

このページの後半で、企業から離職票や源泉徴収票を請求する手段も記載していますが、多少の時間は掛かります。

 

一刻も早く転職先を見つけたい人だったり、失業保険の手続きをしたい人にとっては貴重な時間を潰されることにもなります。

辞めさせて貰えない場合の最終手段

退職届を出しても受理して貰えずに辞めさせて貰えない場合の最終手段として、バックレるようにしてください。

 

その際は、無断で勝手にバックレるのではなく、必要な段取りを済ませたバックレを実行して、懲戒解雇されることのないようにしてください。

 

まず、介護施設側は介護職員の退職届を拒否することはできません。そして、本来は意思を表明しただけでも、退職することはできます。

 

そして、法律上は退職を表明した後に、2週間経過すれば退職する事ができます(無期雇用場合)。仮に就業規則で退職する1カ月前に退職を伝えることと記載されていても法律が優先されます。

 

民法第627条(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

1.当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
2.期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
3.六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三カ月前にしなければならない。

 

問題なのは、口頭のみだと言った、言わなかったの水掛け論になり、懲戒解雇されてしまった際に、退職の意思を示したという証拠を出すことができず、撤回させることが難しいです。

 

そのため、退職届を拒否された場合は、内容証明郵便で送りましょう。

 

内容証明郵便とは、郵便局が、「手紙を出したこと」、「手紙を出した日付」、「手紙の内容」を証明してくれます。

 

そのため、会社に退職の意思を示した事を会社に伝えた証明をしてくれます。

 

バックレと言いましたが、実際はバックレではありません。あくまでも強引に会社を退職した程度です。

 

ただし、この場合でも離職票や源泉徴収票といった必要な書類を貰う必要があるので、やり取りを続けることが必要なので注意してください。

企業が離職票や源泉徴収票を送ってくれない

もし、自分から連絡しても、離職票や源泉徴収票を送ってくれないのでしたら、離職票の場合はハローワークに、源泉徴収票の場合は所轄税務署に相談しましょう。

 

特に源泉徴収票を発行しない場合は、企業側に税務署の立ち入りが入ることもあるので、電話越しで貰えないなら相談すると伝えるだけでも効力があるかもしれません(税務署に相談した場合は、源泉徴収票不交付の届出書を記載するように言わると思います)。

 

正直に言えば、源泉徴収票が送付されないことなんて滅多にないと思いますが、一応参考になればと思います。

衝動的な無断バックレはしない

何度も言うように、バックレはやめましょう。リスクしかありません。

 

どうしても、辞めさせて貰えない場合だけ、必要な段取りを踏んだ上で強引に会社を去るようにしましょう。その場合でも、やはり色々と面倒になるケースもあります。

 

また、地方の介護施設の場合ですと、横の繋がりもあるので、強引に辞めると、あなたの悪い噂が流されて、他の介護施設で働くのが難しくなることもあります。

 

そのため、続けることが難しいようなブラックな介護施設以外では、強引な手段も出来る限り自粛するようにしましょう。

 

あくまでも、リスクのある最後の手段であることを覚悟してください。

脅しによって辞めさせてくれない施設は確かにある

ここからは、私の個人的な意見になるのでご了承ください。

 

無理やり辞める手段に関しては、このページで何度言うようにオススメはしておらず、最終手段と述べさせて頂いています。実際にリスクも面倒事も発生しやすいからです。

 

しかし、このまま働き続けていたら体を壊してしまったり、うつ病になってしまうような職場で、辞めさせて貰えずに働いている人もいらっしゃいます。

 

正確に言えば、辞めることはできるのは知ってるが、施設長が怖くて辞めることができなかったり、ここで述べたような無理やり辞めた後のトラブルのリスクを考えて、諦めて働き続けてしまっている人も少なくないのです。

 

無理やりにでも辞めなければ行けない時はあります。

 

無理やり辞めた場合のトラブルや面倒事以上に、体を壊したり、うつ病になってしまった場合の将来に与える影響の方が非常に大きいです。

 

社会復帰にどれくらいの時間が必要になるのか見当もつきませんし、ブラック企業の環境で働き、うつ病や統合失調症になり、障害者雇用でしか働けなくなってしまう人もいらっしゃいます。

 

介護業界に限らないですが、介護職員を恐怖でしばったり、無理やり辞めて転職する気力を奪う、または自分の生活よりも消費者の幸せを考えることが人生のやりがいだと洗脳する……ブラック企業の常套手段になります。

 

このようなブラック企業からは、無理やりにでも逃げ出すしかありません。

 

この記事を見ているということは、まだ行動する体力と気力は残っているはずです。

 

もし、ブラック企業の介護施設で働いていて、退職届も拒否されて、このままではマズイと考えているのでしたら、多少のリスクや面倒事を覚悟することも大切なことを忘れないでください。

 

退職・転職について悩んでいるのでしたら、

 

⇒介護職の仕事を辞めてやる!と思った時に読んでください

 

も参考にしてみてください。

介護士の転職を成功させる方法

介護士のための紹介会社

1

クリックジョブ介護 評価 対応エリア 全国 ⇒クリックジョブ介護   介護士の転職を成功させて、待遇の良い職場で働いているような人は、どのような転職活動をしたのでしょうか?   結 ...

2

ハートフル介護士 評価 対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉など もし、あなたが「ホワイト企業が運営している介護施設に転職したい!」と思っているのでしたら、ハートフル介護士で転職活動しましょう。 &n ...

-介護業界の就職・転職事情

Copyright© 介護職員の人生設計-さようなら!ブラック介護施設 , 2019 All Rights Reserved.